2/5(土)に、Toyama.rb #03 かつスペシャル企画として、「倉貫義人さんと語らう会」を開催しました!
語らう会?
今回お招きしたゲストは、株式会社ソニックガーデンの代表取締役 倉貫義人さんです。 「納品のない受託開発」という新しいビジネスモデルや、リモートワークを積極的に実施されるなど、様々な新しい取り組みを行っている方です。
私個人としては、以前から書籍を購入して拝読していたのもあり、お名前は知っていたのですが、「あの有名な凄い人」のような、雲の向こうの人だと思っていました。
身近なつながり
きっかけとなったのは、Toyama.rbにも参加してくれている私の会社の先輩が、倉貫さんと知り合いだったことです。その先輩からの紹介で、今回のイベントに繋がりました。いずれにしても、Toyama.rbをやっていなければ実現しなかったと思うので、思い切って始めて良かったです。
内容
どんな内容にしたらいいか?と相談・検討していた結果、「ビアバッシュにしたらいいんじゃない?」という話に。
いいですね、ビアバッシュ!やりましょう!ビアバッシュってなんですか!!?
(...googleで検索 )
どうやら普通のセミナーとは違い、お酒や軽食を片手にわいわいとゆるい感じで歓談するイベントのことを指すようです。たのしそう!ということでビアバッシュに決定。
メインテーマは、今回倉貫さんが2冊目の書籍「リモートチームでうまくいく」を出版されたこともあり、リモートワーク・リモートチームを軸に進めることとなりました。
準備
こちらのブログを鬼のように参考にさせていただきました。 本当にありがとうございます。
イベント当日
イベント当日は以下のようなタイムスケジュールでした
- 1時間ほど : 倉貫さんによるセッション
- 15分ほど : 準備
- 2時間ほど : ビアバッシュ
初めて参加してくれた方も多く、普段のもくもく会の倍ほどの人数が集まりました。 (Ruby!というテーマではないので、あまりToyama.rbの名前を出さなかったのもあるのかもしれません)
最初の1時間は倉貫さんのセッションです。
富山県という地域の特性か、SIerのエンジニアの方が多い印象で、リモートワークという刺激的なテーマに対して、かなりのめりこんで聞いていた方が多かったように思います。
私自身は内心、「ちゃんとビアバッシュのピザ届くのか・・!?」とドキドキしていたのは秘密。
(ちゃんととどいた)
ピザが届いたタイミングでビアバッシュ開始!
(ピザーラのピザはとてもおいしかった。)
倉貫さんのお話しされる内容は、いい意味で心に「グサリ」と来ることも多かったです。参加される方も色々思うところがあるのか、時折全員が空を見つめてしんみりしているのが印象的でした。笑
でも、そうやって改めて考える、というのも貴重な機会になったのではないかと思います。
リモートワークに限らず様々な質問も飛び交い、気づけばあっという間に時間となりました。
最後は全員で記念撮影をして終了!
主催としては多々至らぬところもありましたが、無事にイベントを終えることができたと思います。
個人的な感想
個人的に倉貫さんのセッションやビアバッシュでの話で印象に残っているのは、「そもそもなぜ採用するのか?」というところに多くのテーマが集約していくところでした。
たとえば、リモートワークでセキュリティの部分が気になっていましたが、まず、オンプレ環境よりそもそもAWSなどのクラウド環境のほうがむしろ安全なのでは?というのは前から思っていた部分でした。
それでもセキュリティ面を課題とされるのは、個人による情報の不正利用などをリスクとして懸念している部分が少なからずあると思います。
であれば、「なんで信用できない人を採用するの?」ということに。
逆に言えば、チーム内・お客さんも含めて適切な信頼関係を築くことができていれば、柔軟に仕事に対応することができるようになり、コスト面などにおいても恩恵が大きいと。
採用してからのリスク対策などのためにコストをかけるより、最初の採用時点でじっくり労力とコストをかけることで、全体が円滑にまわる仕組みができているのはとても興味深かったです。
どうしてもこの業界にいると「そんなのは理想論だ」という意見も聞きがちですが、実現されているチームが存在している限り、これは理想ではなく真理なのでは、と思いました。
イベントを終えて
なんとも緊張しましたが、とても充実した1日となりました。
参加者の方にも楽しんでもらえた(と私は思っている)ようです。
そして、はるばる富山まで来てくださった倉貫さん、本当にありがとうございました!
次回
次回は平常運転でもくもく会を行います。
興味のある方はどうぞ!(今回も富山&東京の2会場開催です!)