あけましておめでとうございます。
年明け前の2016年の12月に、土日を利用して社内ハッカソンが開催され、 主催側として色々やったのと同時に、エンジニアとしても参加してきました。
中小SIer的な会社なこともあり、 「ハッカソン・・なにそれおいしいの?」 といった雰囲気も当初は漂っていましたが、なんだかんだいって上手くいったと思います。
事前準備
そもそも「ハッカソンやりたい!」といっても、課題がたくさん。
- お金はどうすんの?
- 平日?土日?
- 会社の許可降りるの?
- そもそも人集まんの?
- etc...
解決のためにしたこと
- 話自体は早めに進めた
- ・・と思う
- 会場とか予算とかは早めに
- 初回なので規模は小さめにした
- まずは1回うまくいった例が欲しかった
- ホームページをガチで作った
- 本気でやるからな!!という雰囲気を醸し出す
正直、「いらん根回し無しでスパっとやらせてくれよ!」と思っていた部分もありますが、まあ社風というか、言っても仕方ないし、それがやらない理由にはならないので地道に・・
私個人としてはホームページ作成を担当しました。 終了後のアンケートで「ホームページがかっこよかった」的な感想をいただけたので、うまいことガチなことが伝わるように作れたようです。
(ちなみにデザインにはMaterializeを使ってみました)
その他の部分は会社の先輩が尽力してくれたのがかなり大きかったです。感謝。
最終的には、土日開催で15人ほど集まりました。
つくったもの
チーム内にいたAWSに詳しいメンバーのアイデアで、AWSの操作をSlackから行うためのChatBotを作りました。
特徴としては
2日間(作業時間は1日強ぐらい)で、EC2インスタンスを一通り操作できるところまで作れました。
(ミスを超煽って来るBOTの図)
serverlessで結構ハマりました。
というか、webpack+ES6+Babel+serverless の構成にしたときに、ビルドが通らなかったり、人のデプロイとぶつかったりして、コーディング以外の部分で結構つまづきました。
このあたりは事前準備が足りんかった。
感想(主催側として)
募集用のホームページや、開催終了後のレポートページを本気で作ったのは良かったように思います。(自分が作ったこともあるのでそう言っておきたいという節もありますが・・)
こういうイベントって、ノリや勢い、雰囲気といったものも重要だと個人的には思っています。 そういった部分を煽るためには、目立つ部分になるホームページなどをきちんと整備したのは正解でした。
また、長らく社内全体として技術への姿勢や考え方について課題があるな〜と思っていましたが、こういったイベントをやってみたことで、「お?意外と捨てたもんじゃないぞ?」という面があることにも気づくことができました。
ハッカソンを通じて普段接しない人と関わる機会が生まれたのも大きい要素だったように思います。
感想(参加側として)
事前準備が甘かった
個人的にはこれに尽きます。
テーマ自体は事前のアイデアソンで決まっていて、チーム内でフロントエンド部分の知識をある程度保有しているのが自分だったので、「ビルド環境などの整備はまかせてください!!」的なことを言っていたにも関わらず、そこそこつまづいてしまいました。 ルール上許可されるのであれば、コードを書く以外の不安要素はできるだけ取り払っておくべきですね。
すげーつかれた
仕事とは違う、なんともいえない疲労感がすごかったです。
達成感のある気持ちのいい疲れではありましたが、月曜日のパフォーマンスは正直落ちてた。
自分たちのスキルがわかる
うちみたいな会社ではよくある話なのかもしれませんが、 「結局だれがどのスキルをどの程度使えるのかがわからない」という問題をよく聞きます。
ハッカソンのようなイベントの場合、強制的にスキルを発揮しないといけないかつ、同じ時間の作業かつ最終的なアウトプットが存在するので、とてもわかりやすいんですよね。
経歴書などを書かせるよりもよっぽど正確なことが把握できるのではないでしょうか。
というわけで
機会があれば社外のハッカソンとかも参加してみたいな〜。
今年は色々と大変になりそうだけど、がんばるぞー!