サイボウズのフロントエンドエキスパートチームに入った

今月からサイボウズに入社し、フロントエンドエキスパートチームのメンバーになった。

有休消化期間&GWでたっぷり眠る生活を続けていたので社会復帰できるか心配だったが、なんとかなってる。

blog.cybozu.io

よくある感じで数ヶ月は試用期間扱いで、それが終わってからブログに書こうかなと思っていた。ただ、試用期間中所属を隠すとなると、チームの活動内容のひとつに「発信」があるにも関わらず数ヶ月間なにも発信しない気かお前という話になってしまうし、そもそもそんな気持ちで仕事するの良くないよなという考えに至り、書いちゃうことにした。

なぜ

チームの存在は以前から知っていて、特にYouTubeでやってるフロントエンドマンスリーはよく観ていた。

最初は「ほ〜ん、すごい人たちがおるもんやな〜」ぐらいに思ってたのだが、フロントエンドを探究・研鑽しつつレガシーを改善するというテーマにも立ち向かっているのを知り、個人的にも本を出したくらいにはフロントエンドの脱レガシーには思い入れはあったので、なんとなく通ずるものは感じていた。

同時に自分自身は「このままだと良くないなぁ」という漠然とした不安みたいなものがあり、今思えばコンフォートゾーンってものへの危機感だったのかもしれない。

ぼんやりと「一緒に仕事できたら何か少しは役に立てる部分があるかもしれない」「つよいチームなので自分も成長できそう」「とはいえ自分で通用するのかな」とかを考えていたころ、偶然にも元同僚の身内に社員の方がいることを教えてもらい、その方に繋いでもらってカジュアル面談を受けることができた。本当に超絶感謝しています。

カジュアル面談にチームのほぼ全員が現れたのにはビビったが、採用に対してチームで真摯に向き合ってる証拠だと思えたし、実際に話せたことで想像していた以上に魅力に感じた。

そのあとは採用に応募し、なんやかんやあって今にいたる。

なお個人的に5年以上地域RubyコミュニティであるToyama.rbを運営しており、Rubyコミュニティ主催者がRuby書かなくてええんかという話だが、冷静に考えると自分はここ1年ぐらいのもくもく会ではRustとJSしかやってないし、そもそも内容を縛っているコミュニティではない。RubyRailsも今でも好きだから問題ない。問題ない!!!

入ってみてどうか

社風

まずサイボウズという会社の風土にいい意味で驚くことが多い。自由度が高く、現場の裁量がとても大きい。これだけの規模の会社でこれを実現できているのは衝撃を受ける。ここまで辿り着くまでいったいどれだけの血と汗と涙が流れたのだろう..。

ただ、自由であることは同時に各々が考えと責任を持って行動する必要があるため、ぼんやりと決められた仕事をするのを期待していると死ぬことになりそう。

チーム

フロントエンドエキスパートチームについては、予想通り「すごい人たちの集まりやでぇ..!!」となってる。各々が何かしらで特出した領域を持っている印象。そしてみんな良い人。

チームの活動範囲は広く、組織横断的なチームなので関わるプロダクトも多い。そして社風もそうだが、チーム特性上さらに自由度が高く、何らかの目的意識を見つけて自主的に動いていく必要がある。

今のところはまだ特に何も色を出せてない焦りを早くも感じるが、自分は地に足をつけて泥臭い改善作業を時間かけて倒すみたいなところが力を出せる部分だと理解しているので、焦るよりも少し長いスパンで考えて成果に繋げることができたらいいなぁと思う。ひとまずは今までやってきたことを信じて頑張っていきたい。

今後

この機会なので今までやれてなかったことも取り組みたい。OSS活動と英語かなと思う。特に英語は信じられないぐらい貧弱なのでやばい。社内制度使ってレアジョブを始めることにしたので、ちゃんとやるぞ。

ちなみに

すぐにサイボウズに応募しようと決めたわけではなく、数ヶ月間で多くの企業のカジュアル面談を受けた。ご対応頂いた企業様・担当者様ありがとうございました。

あらためて、リモートワーク可能な会社がめっちゃ増えたんだなぁと実感した。

4年半前に転職活動をしたときは、富山からフルリモート可能な会社を探すのは非常に困難だった覚えがある。コロナによる影響だとは思うが、地方在住勢にとっては選択肢が増えるのは人生の幅が広がるのでとてもありがたい。4年半前に同じ転職が可能だったか?と言われると自信はない。

自分への戒めとして、地方に住んでいることを言い訳にすることがないように今後も頑張っていきたい。

おわり。